癒しを追及するカウンセラー・鈴木孝信の「心が強くなる心理学」

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「失敗が怖い」に打ち勝つための5つの考え方

   

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失敗は誰でもするもの。失敗を恐れてはいけない。

そうは言われても怖いものですよね。怖いと、立ち向かう勇気さえ奪われてしまいます。冷静に考えると、それはとても損をしていることだし、よくよく考えると、人生そんなことばかりでもったいないな。そう誰にでも思える節はあると思います。

https://www.psychologytoday.com/blog/smashing-the-brainblocks/201801/how-conquer-fear-failure (psychology today)

このリンクはその恐れ自体とどう向き合うかについて、簡単だけれどもとても本質的な5つの助言について述べられている記事です。その内容を簡単にご紹介します。

1)失敗と自分が定義しているものを「自分が望んでいる(良い)結果とのギャップ」と捉える

2)失敗の恐怖は全て「想像上の脅威」(事実起きていないことで頭で作りだされているもの)であり現実の脅威ではない

3)失敗を避けることを考えると、実際に失敗をする行動が伴う(だから失敗を避けるための向き合い方ではなく成功を勝ち取る向き合い方で物事に臨む)

4)良い結果をイメージすることは大事だが、それに執着し過ぎない(努力が空回りして失敗に結びつく)

5)失敗したとしても、誰でもそれ(失敗した結果起こる様々な苦痛)に打ち勝てる力を持っている

「失敗が怖い」はなくすものではなく、失敗を恐れない自信をつけることで対処するものです(それが成功へと導く)。そのために自分を冷静に見つめると、自分が抱えている恐れが違って感じられてくる(やれると感じられる)かもしれません。

一人では冷静に見つめられない(感情に駆られてしまう)ようなら、人の手助けを借りるのも良いと思います。自分を見守る人の存在を感じつつ自分を見つめると、より冷静に見つめられ、その結果感情に駆られることはないでしょう。そんな状態でその恐れを見ることが出来たら、それはもう恐れには感じられないかもしれませんね。

 

 

 

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