銃乱射事件調査：ブレインスポッティグが最もトラウマ回復に有効
米国で起きた小学校銃乱射事件後の調査が9月に公開され、関係者に行われたセラピーの方法で、ブレインスポッティングが最も効果があると感じられたという結果となりました。以下、報告文書からの抜粋を意訳してご紹介します。
コミュニティー調査による結果報告
財団によるこのミッションは、2012年12月14日に起きたサンディーフックの悲劇から生じる、個人、あるいはニュータウンのコミュニティーの短期的／長期的にまだ十分に満たされていない需要に対する援助活動と財団の献身を深めることが目的である。
方法
コミュニティーにおける個人の集団と、その集団に対するサービスや援助の提供についての相関関係をより理解するために、統計的な手段を用いた。そのために、匿名で答えてもらうオンラインでのアンケートが2016年5月10日からに6月9日まで一般に公表された。アンケートは、ニュータウンの公立学校、Newtown Bee（5月12日）、Danbury News（5月26日）、ソーシャルメディア・そして財団のリストを通じて配信された。アンケートでは945の回答を得た。
結果
アンケートは、コミュニティーの強み、そして12月14日からの回復に何が役立ったのか、どんな壁や難しい点が残っているのか、そして悲劇を受け、コミュニティーにどんな影響があるのかについて着目した。
・脳の健康とウェルネスのサービス（調査対象の1つ）
回答者が利用したセラピー方法の種類とその効果を調べるための一連の質問をした。
図では、ブレインスポッティングがvery effective（とても効果がある）59.09%として、比較して大きく多いことが分かります。これからも明らかなように、色々なトラウマのセラピーが使われた中、ブレインスポッティングが最もクライアントからその効果を感じられた方法として、報告されています。この結果は、今後のブレインスポッティングの研究や臨床に大きく影響を与えるものとなるでしょう。