経験を踏むことで怖さがなくなった

昨年年末にトラウマを処理する最先端心理療法「ブレインスポッティング」のトレーニングを無事成功に終了させました。
トレーニングの冒頭でもお話ししましたが、僕のブレインスポッティング物語の第一幕である3年前、開発者David Grand博士の通訳を務める際には、足はガクガク、歯はガチガチなるほど緊張をしていました。
それからアメリカ・オランダ・ブラジルと世界中を繰り返し飛び回り、ブレインスポッティングを深く学びました。初めての土地は居心地は良いはずがなく、またまだまだ不自由だと感じている外国語や外国文化の中で滞在することはとても(悪い意味でも)興奮するもので消耗的なものでもあります。「海外行けて良いな」と頻繁に言われます。好きならそれで良いでしょう。でも僕は一度もそのように思ったことがなく、行かないで済むなら行きたくない。毎回必ずそう思っています。
そして昨年3月に始めてトレーニングを実施しました。やっと今まで学んできたものをお伝えできるという気持ちが先行して、多少なりとも空回りをしていました。
これらの体験は、それがそのとき良く感じられようと悪く感じられようと、僕の成長をとても促したように感じています。良く感じたり悪く感じたりする反応に振り回されていたら得られなかった成長でしょう。
今回はとても楽しみながら、けれど冷静にブレインスポッティングをお伝えしていくことが出来ました。
これからもブレインスポッティングと共に歩み、もっと自分も成長したいと考えています。