癒しを追及するカウンセラー・鈴木孝信の「心が強くなる心理学」

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酔いは心理療法(TFT療法)で醒ませる?!

      2015/11/13

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TFT療法は、東洋医学の考え方を採用した心理療法です。様々な問題に効果があると言われており、その可能性は未知数です。

そんなTFT療法の可能性を調べようと思い、深刻な問題にも発展することもある飲酒について、ちょっとした実験をしてみました。

誰でも覚えのある飲酒の問題と言えば、酔った時に(良くも悪くも)普段かかっているブレーキが外れて思い切ったことを色々してしまうことですよね。その酔いをTFT療法で減らせたらとてもこのブログを読んでくださっている方にも役立つだろうなと思い、そのあたりを調べてみました。

「頭がどの程度働いているか」調べ「頭が働いている」=「酔いが弱い」と言えるのではないだろうかとまず考えました。その考えをもとに、酔っている状態でストゥループテスト(赤で書かれた青という文字を読むといった具合の問題を繰り返し行う)を行い、TFT療法後に再度ストゥループテストを行って、それぞれの反応時間(RT)を比べてみると、TFT療法の酔いへの効果がみられるのではないかと考え、やってみました。

実験方法:あくまでも主観的に酔った状態(血中濃度や呼気中の濃度は測っていません!)でテストを行う。酔うために飲酒をし、その後TFT療法を行い、再度テストを行う。その際、主観的にどのくらい酔っぱらっているかということを数値(0~10)で表す。

結果:飲酒後の酔いの程度をあらわす数値は7。少し世界がゆれ、判断力が鈍り、細かな動作が出来なくなっている状態でした。そんな中でのストゥループテストのRTは45秒。TFT療法後、酔いの主観的な数値が3まで低下し、RTも6秒低下の39秒でした。

結論:酔った際に上司に溜口や暴言を吐く、また部下にちょっかいをださないためにTFT療法は効果的な可能性がありそう。酒癖悪いと気になっている方は、ご自分でも酔いに対して試してみると良いでしょう(^^)。

同じこと別の人で試してみました。

結果:ストゥループテストのRTが、TFT療法を行う前(酔っ払っている状態)が58秒、TFT施療後は46秒まで低下。また酔ったときの気分の良さも消えたと報告を受けた。スッキリした。

結論:酔った状態で馬鹿なことをしなくて済みそうだけど、いい気分もなくなってしまうのは非常に残念( ;∀;)に感じる方もいるかもしれない。ただ見込みはあるので、ご自分で色々試してみると良いでしょう(^^)アルコールの問題にも有効かもしれませんね。

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